みなさんこんにちは!!
ほーぷ鍼灸整体院です。

今回の腰痛の原因は椎間関節です。
前回お伝えした、椎間板とにた言葉なので何が違うのか、しっかり覚えてくださいね。

目次

1 椎間関節とは?

2 椎間関節の働き

3 椎間関節からくる腰痛

4 どんな人がなりやすい?

5 痛みを和らげるには?

1椎間関節とは?

上の椎骨(この写真は腰椎)にある下向きの突起と下の椎骨から出る上向きの突起とで構成される関節のことをいいます。
椎間関節の周囲には靭帯や神経、滑膜(関節を動かしやすくするもの)などがあり
人体の中でもとても重要な部分です。(写真右側:黄色が神経・青が静脈・赤が動脈です。
  皆さんがよく耳にする腰椎分離症は椎間関節の問題となります。

 

2 椎間関節の働き
身体を前や後ろに傾けたり(前・後屈)、横に倒す(側屈)、身体を捻る(回旋)というような
色んな方向への運動ができます。
ただこの時に気を付けてほしいのが、椎間関節は頸椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)と
繋がって動いているので、局所での限定された動きではありません。

 

3 椎間関節からくる腰痛
椎間関節からくる腰痛の特徴として...

 ・3か月以上前から痛い                                                                    

  ・何度も繰り返している                                                           

  ・激痛というほどではない                                                               

  ・両側の奥(背骨の周り)に重たい痛み                                                             

  ・運動や仕事をしていると楽になってくる                                                        

  ・朝起きた時に、腰が張っている                                                          

こういったものがあげられます。一つでも当てはまる人は要注意なので
気をつけてくださいね。

4 どんな人がなりやすい?
この腰痛が出やすい人はシンプルです。ズバリ...
姿勢の悪い人です!!
いつみても猫背姿勢、椅子に座るときに背もたれにベタっともたれかかっている
頭が肩よりも前に出ているなど見るからに背中が丸くなっている方は特になりやすい傾向にあります。

要注意!!

 

5 痛みを和らげるには?
まずは日常の姿勢を正す努力から始めましょう!!
デスクワークの方なら、椅子に深く腰をかけずに「太ももの裏に体重をかけるように座ったり」・「お尻の下に折りたたんだタオルを挟んで座る」・「デスクの高さをあげてみる
力仕事の人なら「腰からではなく、骨盤や股関節から動かすように意識する(綺麗なフォームでスムーズにスクワットできるか?)」・「前かがみになる時も腰からではなく股関節から
こういったちょっとした部分から身体を変えていくようにしましょう。身体を治すのはあなた自身です。

 

  今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。