みなさんこんにちは。
ほーぷ鍼灸整体院です。

腰の調子はどうですか?
今回は腰痛持ちの人がやりがちな
痛みを悪化させる行動について紹介しますね。

その①安静にする

腰が痛くて動けないから安静にしておこうと思われる方は
多いんじゃないでしょうか。
実はこれが良くない行動です。
過去の腰痛疫学研究の論文(平成27年度)によれば
ぎっくり腰を発症し安静で療養した人は
翌年のぎっくり腰発症率が日常生活で動けるだけ動いてもらった人と
比べて3倍も多く、慢性化しやすいということがわかっています。
痛いからと言ってただ安静にしているだけでは治るどころか
悪化しやすいのです。
その為、もしあなたの腰が痛くなっても決して寝て治そうとは思わないで
くださいね。

その②腹筋運動をする

昔からお医者さんがよく言ってましたよね。
腰痛がでているのは腹筋が弱っているからだね。
腹筋するようにしましょう。

これは腰痛を悪化させる原因です。
腰痛がある人は基本的に背中が丸くなっており
既に腹筋が縮んでいる状態なんです!!
そこに腹筋運動を加えると身体はどうなるか?

腹筋と背筋のバランスが悪くなり
常に背中が丸まろうとし、腰に負担をかけ続ける
ことになるので要注意です。

この場合するのは腹筋ではなく、ドローイン
するようにしましょう。

その③湿布やカイロを貼る

腰が痛くなると整形外科でよくもらいますよね!!
この湿布...非常に気持ちいいし、痛みも紛れるんですが
紛れるだけなんです!痛みがなくなってるわけではありません。
身体の表面が冷やされているだけで芯の方には熱が残っているので
痛みは何度もぶり返してきます。

カイロに関しても温まりはしますが、状態によっては痛みが
悪化する可能性すらあるんです。

痛みとは基本的に神経痛、神経の興奮です。
神経が興奮しているということは痛みがある部分に
熱を持っているという事なんです。

この熱を取ることで痛みは引いていくのですが
湿布では痛みを出している芯の部分の熱は取れず
カイロではさらに熱を持たせる危険性があるのです。

なので、腰を痛めて日が浅い人は温めずにしっかりと
冷やすようにしましょう。
冷やし方は、ビニールの袋に氷を入れて痛みのある部分を
感覚がなくなるまで冷やすようにしましょう。

反対に温めるのが有効な方もいます。
痛みだして3か月以上経つ慢性的な腰痛を持っている人です。
こういう方は筋肉の疲労が強く、血管が縮こまり血流が滞っているので
温めることで血管を拡げて血流を促進することで痛みが改善することが
あります。

いかがだったでしょうか?
あなたには当てはまる項目がありましたか?
あるなら改善を。無くて痛みがなかなか治らないのであれば
近くの整骨院や整体院に診てもらうことをお勧めします!!